ブロードウッドのオーバーホール

今回修理をさせて頂くピアノはジョン・ブロードウッドというイギリス製のピアノです。現行のパーツと企画が違う部分が多く、細かく測定しながら解体作業を行う事になりそうです。

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ブロードウッド社は歴史も古く、現在のペダルの特許を取得したりとピアノの発達にとても重要な発明をしています。ベートーベンもこのピアノを使いソナタを作曲しています。

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とりあえず今回は現状の確認と修理の方向性の打ち合わせということで、これから作業開始です。

アメリカでの技術研修

毎年夏に行われているアメリカでの研修に参加してきました。ペンシルベニア州のランカスターで開催され、現地まで成田からシカゴを経由して16時間ほどです。シカゴは何度も乗り継ぎで利用していますが、アメリカ国内でも有数の大型ハブ空港で毎回迷います。

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ランカスターという街はとても小さく、少し郊外に行くと現在でも昔ながらの生活スタイルで暮らしているアーミッシュという集落があるそうです。残念ながらそこまで観光できなかったのですが、今でも移動は馬車で基本的に電気を使わず自給自足しているとか。

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今回はヴォイシング系のクラスを多く受講しました。アメリカはハンマーに硬化剤を使ってから音作りをする文化なので、日本では聞いたことがなかったテクニックや工具などいろいろ新鮮な事が有りました。特に工具に関しては独自に開発したものなどとても興味深いものばかりでした。

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余談ですが、何故か街の数箇所にピアノが置いてありました。散策してるときに3台発見しましたが、まだ他にもありそうな雰囲気でした。

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ピアノ椅子の改造

お客様より壊れてしまったピアノ椅子を引き取らせて頂きました。ちょうど作業時の工具鞄置き場と収納スペースがほしかったので工房の余っていた材料で改造しましたimage1image2

キズ隠しに軽く塗装をしました。底板の裏にキャスターをつけたので工具鞄を置いても移動が楽です。座面に蝶板を付けて開閉可能になり椅子の下の物が取り出しやすくなりました。今後少しずつ改良して行くつもりです

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音楽教室の調律

B教室の定期点検です。来月当社の発表会があるので、今回は調律と調整をしました。音楽院のピアノは常に生徒皆様に弾きやすい状態にしたいと思っております。季節もそろそろ湿度が高くなってくる時期でピアノも変化しやすくなってきました。練習室のピアノで弾いていて気になる事やご要望など有りましたらお気軽にスタッフへお伝え下さい。発表会まであと少し!皆さん頑張って下さい!!

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白鍵の木口交換修理

白鍵の木口という部品を交換します。音に直接影響のある部分ではありませんが、反りがひどくなってくると外装に引っかかり鍵盤が動かなくなってしまうことがあります。また、正面から見た時に目につく所なので木口が劣化しているとピアノ全体の印象も変わってしまいます。

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新しく貼り替えた部品を削って仕上げます。今日は天気も良く暖かくなってきたので、外でやってみました。

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街を行き交う人々の視線を感じながらグラインダーで形を整えます。木口が新しくなったピアノは印象がガラリと交わしました。

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整理整頓の日

このところ続いた雨がようやく止みましたが、今日は暑さの厳しい日でした。この所鞄の整理が疎かになっていたので、掃除しました。工具鞄は調律師の個性がよく現れる持ち物だと思います。私は個人的に旅行鞄が好きなので、強引に中を改良して使用しています。重さに耐える様な作りではないのでかなりガタが来ておりますが、修理補強してまだまだ活用するつもりです。

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これで明日も気持ちよく作業ができると思います。

当社オリジナル防音パネル

アップライト用の防音パネルです。弱音ペダル(中央のペダル)を使用した場合、通常で弾くときと大きくタッチ感が変わってしまうためあまり好きではない方も多いと思います。ピアノ自体に振動を吸収する素材のパネルを装着することでこの問題が解消できます。

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同じように下半分を取付けて完成です。防音対策としてはサイレントユニットを取り付ける方法もありますが、こちらも効果的です。

取付け工賃含め¥32.400(税込)

今年の締め

年内最後の(?)張弦作業が終わりました。今回は修理スケジュールがかなりタイトだったのですが、大きな事故もなく無事に終了しました。

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私が弦を張っている間に、新しいハンマーの交換も無事に終了していた様です。修理結果は後々残るものなので、精度、見た目も大切です。

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さて、おかげさまで本年度もいろいろな出来事がありとても充実した1年となりました。ピアノ技術者としてまだまだ勉強しなければならい事、お客様をより満足させられる事などこれからも精進したいと思います。来年どもVSPピアノ工房を宜しくお願い致します。皆様よいお年を!

来年度は1月5日より営業再開いたします。

ピアノフレームの塗装

今年もあとわずかになりましたが、年内の大仕事としてグランドピアノのオーバーホール作業です。今回は鉄骨の金粉再塗装も行いました。解体作業に少し手間取ってしまい、作業が日が暮れてからになってしまいましたが無事に完了しました。この後は新しい弦を張ります。内部の修理も同時進行で作業中です。

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