ハンマーウッドの加工

新たしいハンマーの後ろ側(ハンマーウッド)は加工前はこのような状態になっております。オリジナルのハンマーの形と同じように加工してから取付けます。ウッドの素材もとても重要で音色に影響してきます。今回はコティベを使用しました。比重も重すぎない木材なので、オリジナルのハンマーと大きな重量差はありませんでした。

CIMG2769

CIMG2768

このようにテーパー状に加工します。この形はとても大切で、後の調整作業に大きく影響します。

ハンマーウッドの加工” への3件のコメント

  1. はじまして、中古ピアノ購入を考えているものです。もしよろしければ、教えて欲しい事があります。
    ヤマハYUS3の購入を考えておりますが、初期の2007年製だけ、ハンマーウッドが白い木材、メープルとのこと、
    それ以降の現行機種は、茶色の木材、素材は非公開になっておりました。
    どちらが、音に対して、質が良いと言えるのでしょうか。
    突然の質問で恐縮ですが、ご教授の程、よろしくお願い申し上げます。

    • はじめまして、コメント頂き有難うございます。ハンマーウッドについて少しお話させて頂きまと、その木材の硬度によって音質に大きな影響が出ると思います。
      材質が硬い方が弦を叩いた時に高次倍音が強調されるため、明るい響きのある音になります。もちろん、なんでも明るい音であれば良いということではないので、修理の際には
      どのような音にしたいのか考えながらハンマーウッドの素材を選んでいます。
      ヤマハは自社でオリジナルのハンマーを作製しいるので(フェルトから)僕らが修理の際に使用しているものとは少し違うかもしれませんが、通常ハンマーウッドに使用
      される木材はシデ、ウォルナット、マホガニーです。硬度もシデ(白色)→ウォルナット(薄い茶色)→マホガニー(赤、濃い茶色)となり値段もこの順番で高くなります。
      メープル材を扱っているメーカーはあまり聞かないので、おそらくヤマハオリジナルのハンマーだと思いますがメープルも堅木なので明るい音を出す意図があって使用しているかと思います。
      茶色の木材との事ですが、おそらくはウォルナット、マホガニーではないでしょうか。木材の質としてはマホガニーがこの中では一番優れていると言えます。なぜなら、もし明るい音に仕上げたいと
      思ったときに、その木材が本来持っている潜在能力以上には調整では明るさを引き出すことが難しいからです。明る過ぎる音を抑える事は比較的容易な作業ですが、明るさを引き出すには一手間が必要になるので。音の質については本当に好みの別れるところですので、いろいろとご試弾されてみるのが一番かと思います。理想のピアノに巡り会えると良いですね、また何かご不明な事など有りましたら
      いつでもお寄せ下さい。

  2. はじめましてにもかかわらず、とてもわかりやすいご返答誠に有難うございます。
    YUS3の購入を考えているものは、2007年製メープルだそうです。
    そして、2009年から現行機種は、茶系木材で、材質が非公開と言われました。
    そのためか、現行版の中古として、販売されておりましたが、音が違うので、とても気になりました、メープルのハンマーは、長期的に何か違いなどもありますでしょうか。ヤマハさんが、変更したと言う事は、何か理由があるのかなとも考えてしまいます。もしわかればご連絡をお願い出来ますでしょうか。
    なかなか現行機種の中古が出てないため、購入を考えております

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です