弦の張替え

古くなり、音の伸びがなくなってしまった弦を張り替えます。一度に全ての弦を外してしまうと響板やフレームに
大きな変化が起こって悪影響を起こしますので、少しずつ張力を緩めながら外します。

一台に使われている弦はおよそ230本、一本辺りの張力は80~90kgで総張力は20トンにもなります。
いわゆるピアノ線と呼ばれているものが使用されているのではなく、ミュージックワイヤーという特殊な加工
処理された鋼鉄線をつかっています。低音域は重量を増すために銅線を巻きつけてあります。
今回はデーゲンの巻線を使いました。巻線も作成する職人によって音が変わります。

金属疲労などにより弦が切れたときは出来るだけ早く新しい弦に張替えてください。
張力のバランスが崩れると、ピアノ全体の調子が悪くなることがあります。

ペダル磨き


ペダルの磨き作業をします。表面は緑青も出ていて錆が酷い状態ですが、
真鍮は磨き上げることでまた光沢が戻ります。
磨き上げた後、クリアーを塗布して表面をコーティングします。
外装の金属を磨くとピアノ全体の印象がガラッと変わるので
綺麗にしておきたい場所ですね。

新年のご挨拶

本年も気持ち新たに営業開始いたします。昨年お世話になりました
方々、こころより感謝致します。スタッフ一同、お客様のご要望と、
求める音を実現できるよう邁進いたします。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

代表 村田勝美

G3Eのハンマーヘッド交換

G3のハンマーヘッド交換作業です。古くなったハンマーを取り除き、基準だけを
残し状態です。今回はレンナーを使用します。

交換前より1グラム重くなりましたが、タッチの重さは調整で処理出来ました。
レンナーフェルトは密度が高いため鍵盤に鉛を入れて重さを調整することが
多いのですが、今回は必要有りませんでした。これから針を刺し、ファイリング
をして調整して行きます。