湿気による動作不良

こんにちは。経年変化と湿気により、動作不良を起こしてしまったメカニックの内部修理です。運動の支点に使われている細いピンが木材やフェルトの膨張によりスムーズに動かなくなっています。皆様のピアノで連打しているのに音が出にくい、鍵盤の上がりが遅く感じる、または上がってこないなどの症状はありませんか?

ピアノ(木材)は日々小さな変化が起こっています。経年によりその小さな変化も大きな形となって現れる場合が有りますので、定期的な内部点検をお勧めします。車の車検みたいなものですね。

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88健全ての箇所を1つ1つ点検するので、作業中は無心状態でいる場合が多いです。

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お気に入りCD ①

こんにちは。私もお気に入りのCDを幾つか、思いついた時にご紹介して行こうと思います。今回はピリス演奏のシューベルトの即興曲です。シューベルトの即興曲はとにかく繊細でデリケートな物というイメージが、この演奏を聴いて少し変わりました。

特に1番は、内気でナイーブな青年が勇気をだして初めて自己主張をした様な、、、繊細でありながらも力強さを感じる演奏です。歌わせ方もとても綺麗で素敵ですね。

ちなみにピリスは演奏でよくヤマハのピアノを使うようです。この録音もおそらくそうだと思います、そんな感じがします。

thumbnail_4 Impromptus D899 & D935

二台ピアノで練習・リハーサル キャンペーン中

ピアノ好きが2人集まると、やってみたいのが2台4手。
ピアノ1台でも連弾はできますが、VSPピアノスタジオではグランドピアノ2台を常設しておりますで、「二台ピアノ」ができます。町田・相模大野周辺で(とは言わずに横浜や東京都内のどこからでも)、二台ピアノの練習スタジオ・本番前のリハーサルスペースをお探しでしたら、ぜひVSPも候補にどうぞ。

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鍵盤調整(バランスピン)

鍵盤の下側

今日は、鍵盤を外して下側を見てみましょう。
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鍵盤を取り外すと、下には鍵盤の数だけ金属のピンがあります。これが「バランスピン」と呼ばれる部品で、鍵盤をシーソーのように受け止めています。
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鍵盤に穴があいていて、ピンがちょうどその穴にガイドされるようになっています。
穴にはブッシングという、羊毛フェルトを織ったものを貼り付けてあり、これが湿気などにより膨張すると鍵盤の戻りが悪くなり、弾きにくくなってしまいます。
特に、トリルやグリッサンドを弾くときに、ゆるすぎつキツすぎず、快適な動きになるようにする調整が重要です。
調子を見てみます。
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ピンの錆び

ピンが錆びて、スムーズでなくなっているという場合もあり、ピンのほうもチェックします。
サビていればポリッシャーを使ってピカピカに磨きます。
これはピカピカにしたあとの様子です。輝いています。
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フェルトの調整

膨張したフェルトは、専用の工具を使って圧縮し、最適な状態にします。
それだけで改善しない場合には、貼り替え作業になります。
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気分よく!

鍵盤の調整をすると、トリルやグリッサンドも気分よく弾けますよ!
また、音も改善します。鍵盤の動きがスムーズになるので、明るく抜ける響きになります。

二台ピアノ

VSPピアノ工房は、東林間駅から、小田急相模原に伸びる道の途中にあります。
青いペイントの小さなビルの1階にあります。
町田・相模大野と中央林間に挟まれたのどかな街です。
新宿からも40分程度でアクセス出来ます。
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ピアノ工房と同じビルに、練習スタジオ、兼ショールームがあります。
広々としていて、グランドピアノが常時2台から4台ほど置いてあります。
さすがに4台あるときは狭いですが…

練習スタジオは、調律師が運営するスタジオです。
修理や調律が済んだピアノは、ここで音の具合の最終チェックをしたり、修理の仕上りなどを調整します。
販売のために修理したピアノは、自由に試し弾きをしたり、ピアノ練習に使ったりすることができます。
そういうわけで、ここにはいつでも最適に整備された状態のグランドピアノがあります。

複数台あるので、2台を向かい合わせにして、連弾のように弾くこともできるんです!

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ピアノ好き、音楽好きな方なら、どこかで見たことがあるでしょう。
そうです、のだめカンタービレで、のだめと千秋先輩が弾くところ、まさにこんな感じです。

連弾とはちょっと違います。連弾では、二人が高音域と低音域を仲良く分けて弾きますが、二台弾きでは同じ音域も弾くことができます。それによって、音域が重なるところでは音に厚みが出ます。

二台弾きでおすすめの曲、というのは難しいですが、なにかあったら紹介します。

グランドピアノを何台もこうやって自由に触れるところは、なかなか珍しいと思います。
気軽に遊びにきてください。ひとりで来たら、工房の誰かがお手伝いしますよ♪

平日10時〜18時と土曜日10時〜17時がレンタル可能時間です。
(日曜・祝日・時間外は応相談)

ハンマーフェルトの形

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こんにちは。本日の作業は使用により弦の溝が残り形が変形してしまったハンマーの整形です。羊毛フェルトをペーパーで削り、形を整えます。音色の向上、響きの改善などにつながります。ご自宅のピアノの響きや音色が調律後でも満足がいかない様でしたら、一度ハンマー整形をしてみては如何でしょうか?

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